【初心者必見】Localから本番環境へWordPressサイトを移行する方法

エプラくんローカルで頑張って作ったWordPressサイト、ついに完成したんだけど、これどうやって本番環境に移すの?なんか難しそうだし、データベースとかいじるの怖すぎ!
エプラくん、お疲れさま!よく頑張ったね!
移行、不安になる気持ちはよくわかるよ。でも大丈夫!実は、初心者でも超簡単にできる、とっておきの裏ワザがあるんだ!



裏ワザ!?なにそれ、早く教えて!
「All-in-One WP Migration and Backup」っていうWordPressプラグインを使う方法だよ!これを使えば、面倒な手順をすっ飛ばして、ファイルを送るみたいにサクッと移行が完了するんだ。



え、そんな魔法みたいなのあるの!?さすがアキタ!頼りになるー!ぜひ、その手順を教えて!
もちろん!じゃあ、ローカル環境から本番環境へWordPressを移行する手順を、このプラグインを使って一緒に見ていこう!
ステップ1:本番環境への準備
まず、移行先の本番環境(レンタルサーバー)側に、WordPressをインストールするための土台を用意します。
- 空の新しいWordPressをインストールしてください。
- これは、ローカルのデータを受け止める「空の器」の役割を果たします。既存のWordPressやデータが本番環境にある場合は、データが上書きされる可能性があるため、必ずバックアップを取るか、まっさらな状態から始めるようにしてください。
ステップ2:プラグインのインストールと有効化
データのエクスポート(書き出し)とインポート(読み込み)を行うために、ローカルと本番の両方のWordPressにプラグイン(All-in-One WP Migration and Backup)を導入します。
- ローカル環境のWordPress管理画面にログインします。
- 本番環境のWordPress管理画面にログインします。
- 両方のWordPressで、[プラグイン] > [新規追加] から「All-in-One WP Migration and Backup」を検索し、インストールし、有効化します。
ステップ3:ローカル環境からデータのエクスポート(書き出し)
ローカル環境にある完成したサイトの全データを、一つのファイルにまとめます。
- ローカル環境のWordPress管理画面へ移動します。
- 左メニューの [All-in-One WP Migration] から [エクスポート] をクリックします。
- [エクスポート先] のプルダウンメニューから [ファイル] を選択。
- サイトの全データがまとまった、拡張子 .wpress のファイルが作成されます。完了したら、このファイルをPCの分かりやすい場所にダウンロードして保存してください。
ステップ4:本番環境へのインポート(読み込み)
作成したデータファイルを本番環境のWordPressに読み込ませて、サイトデータを上書きします。
- 本番環境のWordPress管理画面へ移動します。
- 左メニューの [All-in-One WP Migration] から [インポート] をクリックします。
- [インポート元] のプルダウンメニューから [ファイル] を選択し、ステップ3でダウンロードした.wpressファイルを選んでアップロードします。
- インポートが開始されます。(この際、「既存のデータが上書きされる」という旨の警告メッセージが表示されますが、そのまま[続行]してください。)インポートが完了するまで待ちます。
ステープ5:最終確認とパーマリンク設定の更新
インポートが完了したら、ローカル環境のURL情報が本番環境のURL情報に正しく置き換わるよう、最終処理を行います。
- インポート完了画面で「パーマリンク設定画面に移動する必要があります。」というメッセージが出たら、[完了] をクリック。
- ログイン画面に遷移したら、ローカル環境で使っていたユーザーIDとパスワードでログインし直します。(本番サイトのログイン情報がローカルのものに上書きされています)
- ログイン後、管理画面の [設定] > [パーマリンク] へ移動します。
- 設定を何も変更せずに、一番下にある [変更を保存] ボタンを2回クリックしてください。
- ブラウザで本番環境のURLを開き、ローカルで制作したサイトが正しく表示されているか確認して、移行完了です。
※注意点
無料版のAll-in-One WP Migrationは最大512MBまでのファイルのみインポート可能です。サイズが大きい場合は有料版が必要です。
